JSPAC(ジャスパック)耐震工法 – 特徴

柱せん断耐力の増大を目的に、繊維シート工法と鋼板巻き工法を併用した新たな柱巻き工法、それが「JSPAC耐震工法」です。柱曲げ耐力の増大を目的に、既存柱の周辺に曲げ補強筋を配置した工法で、従来の鋼板巻き補強工事に比べて溶接を必要としないため、居ながら施工が可能なのが特徴です。

 

5つのメリット

jspac_feature_pic_06

JSPAC耐震工法を特徴づける5つのメリットは、それが従来の耐震補強工法に優るものであることの証しです。

 

jspac_feature_title_02

jspac_feature_pic_01コンクリートの柱で支えられた建物の場合、従来では、柱の間にたくさんの鉄骨をあてがう方法が多く採用されてきました。これにより、オフィスなどで使用されるような広いスペースの場合、空間が耐震材によって細切れにされて使いにくくなり、工事中はオフィスが使用できなくなるなど、様々な不便が生じる問題が指摘されていました。

「JSPAC耐震工法」ではこれまでより省スペースでの施工を実現することで課題を解決。施工中の安全性確保も容易になり、建物を使用しながらの居ながら補強施工が可能となりました。


jspac_feature_title_03

pic_feature02「JSPAC耐震工法」では、建物の各部の形状に応じた施工が可能なため、マンションやオフィスビル、学校の校舎など、様々な建物に応用することが可能です。通常はコンクリート柱へ適用するケースが多くを占めますが、状況によっては鉄骨造などの構造物にも応用が可能です。また住居や商業ビルにとどまらず、工場や映画館、音楽ホールなどの高天井の施設や、橋脚、高架の支柱などの建物への耐震補強にも対応します。

施工にあたっては、いずれのケースもまず、専門知識を持った技術者が対象建物の耐震診断を実施したうえで工事計画を作成。工事へのご要望なども踏まえて、個々のケースに合せた最適なプランをご提案いたします。


jspac_feature_title_04

jspac_feature_pic_04jspac_feature_pic_03「JSPAC耐震工法」とは、重機を使用せず狭い場所でも作業ができる厚さ3ミリほどの薄い鉄板と、耐震補強繊維シートを、既存のコンクリート柱に巻き付け固定する工法です。本工法では、新たに壁や柱を増設する必要がないため、従来の工法に比べてシンプルに施工できます。

完成後も建物の意匠にはほとんど影響がなく、内部空間にも圧迫感を与えないため、デザイン性の高い建物や、雰囲気が重視されるホテルなど、多様な建物に活用できる耐震補強工法です。


jspac_feature_title_05

jspac_feature_pic_05「JSPAC耐震工法」では、これまで大型建物の補強に使われてきた、「鋼板巻立工法」と「繊維巻付工法」の双方の長所を併せ持つ工法です。これにより一度の工事で建物の強度[剛性]と粘り強さ[靱性]の両方を同時に補強することができるうえ、工期の短縮につなげることが可能になりました。各工法の特性を有し、欠点を補い合うことで、少ない工事で効率的に耐震性を向上します。


jspac_feature_title_06

jspac_feature_pic_07「JSPAC耐震工法」では、居ながら施工の実施により退去に伴う移転費や代替施設の費用が不要となるため、工事にかかるトータルコストの大幅な削減を実現します。工期短縮や重機の使用がないことで、騒音の発生を防止しCO2の排出削減にもつながるなど、環境保護へのメリットも大きい工法です。

 

jspac_title04

retrofit_pic01

 

jspac_title05

 

レジリエンス認証 日本の耐震化背景
R-mag

協会について

 レトロフィットジャパン協会は健全な建築物の耐震化事業の推進、レトロフィット技術の構築と普及、および都市の再生も含めた広範囲にわたるアカデミックな活動を通じて社会に貢献することを目的に平成21年11月に設立されました。
 以来、経済環境の変化による建設関連への投資の急激な減少に伴う建物長寿命化のニーズへの対応、世界規模で取り組まれている環境への負荷軽減の考えから、スクラップ&ビルド志向を脱却した都市開発等に寄与するための技術向上に邁進してまいりました。
 また、平成23年に我が国に甚大な被害をもたらした「東日本大震災」以来、全国的に頻発する地震および政府・民間研究機関からの地震予測等と地震対策、耐震化対策は国民生活を守るうえで必須の問題となっている現在、レトロフィットジャパン協会はより一層の社会貢献を目指し活動している一般社団法人です。

ページ上部へ戻る